最底辺高校では、
教師が数を1から100まで数えるという補習授業をするという。
順番に数えていけばできるが、55の次はいくつか?という質問をすると10%の生徒ができない。つまり、数字の理解は30までで、それ以上の数を概念として理解することが難しい。
もちろん九九はできるはずもない。そういう高校は、中学の成績がオール1でも、入試で答案用紙になにも書かなくても入学できる。中学で試験をうけたことがなかったので、成績がないという生徒でも入学できている事例も紹介されている。
高校は勉強の場ではなく、18歳で社会に出るまでの猶予期間に過ぎない。働くわけにもいかないし、勉強してもしかたないので、つまり、宙ぶらりんな期間に、いちおう学校いってますというお墨付きをあたえる期間にすぎない。
中退率もすごい。あるクラスは入学時28人で、その年のおわりには10人減った。2年生以降はすこしはやめなくなるのだが、卒業するのは半数程度だそうだ。